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出典: Moldex® 技術サービス部
日付: 2003 年 6 月 2 日
確認日: 2008 年 1 月
概要
商業的建造物、住宅、その他の建造物におけるカビの汚染は、ますます大きな問題や懸念になってきています。
カビは菌類であり、植物とは異なり葉緑素がありません。そのため植物などから有機物質を摂取して生きています。カビは、どこにでもあり、湿気と酸素があればほとんどの有機物上で成長できます。木材、紙、絨毯、食品、多くの種類の建築材料などで生育できます。湿気がたまったり水漏れのある構造物であれば、カビが存在できる環境です。これは、洪水、水漏れ、HVAC システムの正しくない運転などによって起こる場合がしばしばあります。
カビが住宅、商業的建造物、その他の建造物に発生すると、臭気や頭痛、呼吸困難、皮膚炎、アレルギー反応、喘息の悪化など様々な健康障害を訴えるようになります。このような健康障害は、カビの胞子自身、カビが作り出す毒素 (別名マイコトキシン)、カビが作り出すガス (微生物揮発性有機化合物、MVOC)、に暴露されることによる場合があります。カビには様々な種類があり、種類により危険度は異なります。
カビが大量に発生していると判定された場合あるいはその疑いがあるとされた場合、このような処理を行う知識と資格を持った者による調査および修復作業が必要になります。このような作業を専門とする会社がありますが、そこでは、手袋、目保護具、保護衣服、マスクなどの様々な PPE を着用して作業を行う必要があります。EPA では、その他の PPE に加え N95 マスク、100 クラスフィルター (HEPA) 付きハーフマスクまたはフル面体マスク、HEPA フィルター付き PAPRs を推奨しています。選択は、状況や作業を行う会社の専門的判断によります。
Moldex® による解決方法
Moldex® では、2700N95 などの N95 使い捨てマスクから 2800 シリーズ (不快臭気対応)、 2730N100 シリーズなどの N100、 P100 フィルター付き 8000 シリーズ、P100 や 8100 有機蒸気吸収缶 (VOC 用) 付き 8000 シリーズなど、必要に応じた様々なマスクを発売しております。 使用するマスクの選択は修復専門家の判断によります。
影響受ける業種
洪水修復企業
カビを専門とする処理会社
保健所
参考資料
Moldex® では、 個人保護具の使用を検討している場合、EPA のウェブサイト https://www.epa.gov/iaq/molds/index.html やニューヨーク市保健所のカビ処理のためのガイドライン http://www.nyc.gov/html/doh/html/epi/epimold.shtml および http://www.nyc.gov/html/doh/html/epi/moldrpt1.shtml などのガイドラインを参照することを強くお奨めいたします。
OSHA のウェブサイト https://www.osha.gov/SLTC/molds/index.html にもその他の参考資料が挙げられています。
警告: この技術概要に含まれている情報は、期限付き情報であり、Moldex 社の知る限り上記の日付において正確なものです。また、包括的なものではありませんし、Moldex の製品に添付されている警告や使用方法の代わりとして使用することを意図したものでもありません。米国外では、適用される法規制等をご確認ください。
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