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出典: Moldex® 技術サービス部
日付: 1999 年 3 月 8 日
確認日: 2008 年 1 月
概要
OSHA の最新のマスク規制によると、クアンティタティブフィットテストでは "活発な表情変化" (微笑むことや眉をしかめるなど) を行わなければなりません。このテストの目的は、着用者の顔をシールするマスクの密閉度をテストするためのものです。このテストは、Portacount を "Pause" モードにして 15 秒間行うことになっています。しかしながら、Portacount は、Fit plus for Windows と共に使用しない限り Pause モードにすることはできません。多くの場合、フィットテストを行う際、Portacount がこの設定ではないでしょう。
この問題に対処するため、OSHA では、活発な表情変化テストを実施するときに Portacount を Pause モードにできない場合の方法を提案しています。 これは、「声を出す」テストの後、前屈テストの前に 1 分間のテストを追加するものです。着用者は、活発な表情変化テストを 15 秒間のみ行い、このテストの残り時間は普通の呼吸に戻るというものです。テストを実施する着用者にマスクが正しくフィットしているならば、他のテストにおいて 100 点の良否判定基準に近くない限り、全体のフィット要因にはマイナス影響は与えないはずです。
まとめると、クアンティタティブフィットテストを行う場合、それぞれ 60 秒ごとに以下のテストを行います。
- 普通の呼吸
- 深呼吸
- 頭を左右に回す
- 頭を上下に動かす
- 声を出す
- 活発な表情変化を 15 秒間行い残り 45 秒間は普通の呼吸
- 前屈 (またはその場でジョギング)
- 普通の呼吸
ご質問がございましたなら、技術サービス +1 800 421 0668 内線 512/550 までお電話でお問い合わせください。
参考資料
Fit Testing Procedures (Mandatory). 1910.134 App A:
https://www.osha.gov/pls/oshaweb/owadisp.show_document?p_table=standards&p_id=9780
警告: この技術概要に含まれている情報は、期限付き情報であり、Moldex 社の知る限り上記の日付において正確なものです。また、包括的なものではありませんし、Moldex の製品に添付されている警告や使用方法の代わりとして使用することを意図したものでもありません。米国外では、適用される法規制等をご確認ください。
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