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件名: 過度の保護と防音保護具の使用
出典: Moldex® 技術サービス部
日付: 2006 年 12 月改訂
確認日: 2008 年 1 月
概要
防音保護具(HPD)を使うことは、騒音への暴露を減らすための重要な手段です。そういった HPD に対する NRR 評価は、従業員の騒音への暴露がどれほど減らせるのか (デシベルで測定) を示す指標となります。
過度の保護は、見落とされることも多く、深刻な怪我や障害を引き起こす要因ともなります。HPD を使用している際に、従業員が効率的にコミュニケーションをとれない、重要な警報が聞こえない、あるいは装置が適切に動作しているかどうか確認できない、といった場合には、その従業員は保護具を過度に着用している可能性があります。多くの場合、従業員が過度に保護具を着用していることは、コミュニケーションや、機械が正しく動作しているかを確認するために HPD を取り外す動作を見れば、明らかです。
永久的な聴力障害を患っている従業員にとっては、過度の保護という問題は、一層深刻なものとなります。そういった従業員は、すでに警報を聞き取ることは難しく、また HPD の使用中には、一層それが難しくなる可能性があります。しかしながら、そういった聴力の低下している従業員は、まだ保たれている聴力を失わないためにも保護される必要があります。
適切な聴覚保護機器の最終的な選択は、多くの要因に左右されます。すなわち、作業環境の騒音レベル、騒音の周波数スペクトル、各個人の聴力、コミュニケーションの必要性、警報を聞き取る必要性などです。HPD の使用についての実践的なトレーニング、また、どのようにして過度の保護を識別するかの実演指導は非常に重要です。
それに加え、適度の保護を提供されているのに、ある一定の作業を行う際に HPD を取り外してしまいがちな場合など、従業員に教えることのできる有用なヒントもあります。HPD を取り外す代わりに、話し手と聞き手の距離を縮めること、手や顔で合図を出すこと、より力強く明瞭に話すこと、そして、伝達したことを理解したかどうか確認できるよう、口頭と身体で反応を示すことを従業員に促すなどです。最終的な選択は、安全衛生の専門家、聴覚学者、資格を持ったプログラム管理者の助言を用いて決定されなければなりません。
Moldex® による解決方法
防音バンド (Jazz Band®、Rock Band®、Cool Cap®)、フォームタイプや再使用可能の耳せんといった挿入機器 (SparkPlugs®、Pura-Fit®、Goin' Green®、Softies®、Traffic Cones®、Pura-Cones®、Rockets®、Comets®)、M1、M2、M3 といったイヤーマフにいたるまで、入手可能なすべての Moldex® 防音保護製品を紹介してください。
バンド |
使い捨て用フォームタイプ耳せん |
再使用可能耳せん |
イヤーマフ |
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Jazz Band® |
SparkPlugs® |
Traffic Cones® NRR 23 |
Rockets® |
M1 6100 |
M2 6200 |
Rock Band® |
Pura-Fit® |
Pura-Cones® NRR 29 |
Comets® |
M1 6109 |
M2 6209 |
Cool Cap® |
Softies® |
Goin' Green® |
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M3 6300 |
Z2 6102 |
Moldex® 防音保護: http://www.moldex.com/hearing-protection/
通常の騒音のある環境
大工仕事、鋳造工場、鉄工所、製鉄所、空港、建設、銃器、機械工場、緊急対応/救助、舗装
警告: この技術概要に含まれている情報は、期限付き情報であり、Moldex 社の知る限り上記の日付において正確なものです。また、包括的なものではありませんし、Moldex の製品に添付されている警告や使用方法の代わりとして使用することを意図したものでもありません。米国外では、適用される法規制等をご確認ください。
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