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件名: 鉄道業務に関わる従業員の業務上における騒音災害
出典: Moldex® 技術サービス部
日付: 2006 年 11 月
確認日: 2008 年 1 月
概要
2006 年 10 月 27 日、米連邦鉄道局 (FRA) は、1980 年に発行された騒音基準、49 CFR 227, 229 の見直しと修正を完了しました。現在、鉄道会社には、騒音の監視と、騒音暴露がアクションレベルと考えられている 8 時間加重平均 85 デシベルに同等あるいはそれを超える、列車の運転手に対する防音保護プログラムの実施が義務付けられています。それに加え、基準の 115 段落に準じ、従業員が 8 時間加重平均 (TWA) 90 dB(A) と同等あるいはそれ以上の騒音にさらされる際には、防音保護が義務付けられています。以前の基準では、運転室勤務の従業員の騒音暴露については、暴露の継続時間を基準に、ある一定のレベルまでに制限していました。新しい基準では、鉄道会社に対し、追加の要件を提示しています。それには、新しい車体の設計や新モデル、さらに、新旧含めた装置のメンテナンスに関する騒音特性の基準が含まれています。
新しい基準は、クラス 1、すなわち次を対象としています。乗客と通勤客向けの鉄道は発効日を含む 12 ヶ月以内、全従業員の年間総労働時間の合計が 400,000 時間以上の鉄道会社は 18 ヶ月以内、そして、全従業員の年間総労働時間の合計が 400,000 時間未満の鉄道会社は、その発効日から 18 ヶ月以内。最終規則は、2007 年 2 月 26 日に有効になります。
Moldex® による解決方法
従業員は、さまざまな防音保護具から適したものを選択できるようになります。それらの防音保護具は、従業員には無償で雇用者が提供するものです。
Moldex® は、フォームタイプや再使用可能の耳せん、イヤーマフ、防音バンドといった、当社の防音保護具の使用をお勧めします。Moldex® の柔らかなフォームタイプの耳せんは、NRR 23 から NRR 33 の NRR 範囲をカバーし、多くのスタイルや色からお選びいただけます。また、再使用可能の耳せんは、NRR 25 と 27 において、数々の異なるスタイルからお選びいただけます。Moldex® のイヤーマフは、NRR 24 から 29 の NRR 範囲において、折りたたみ可能、マルチポジション、あるいはキャップ取付型となっています。最後に、当社の防音バンドには数多くの色や着脱式のものがあり、すべて NRR 22 となっています。
影響を受ける業種
鉄道会社
参考資料およびリソース
https://www.fra.dot.gov/downloads/counsel/nprm/Occupational_Noise_Rule.pdf
警告: この技術概要に含まれている情報は、期限付き情報であり、Moldex 社の知る限り上記の日付において正確なものです。また、包括的なものではありませんし、Moldex の製品に添付されている警告や使用方法の代わりとして使用することを意図したものでもありません。米国外では、適用される法規制等をご確認ください。
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