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概要
新種 H1N1 インフルエンザ –
別名豚インフル
新種 H1N1 インフルエンザとは
H1N1 (以前は “豚インフル” と呼ばれる) は、ヒトの病気の原因となる新しいインフルエンザウイルスです。この新しいウイルスは、米国で 2009 年 4 月にヒトに感染していることが発見され、メキシコやカナダを含む他の国々では、この新種のウイルスによる病気が報告されています。このウイルスは、おそらく通常の季節性インフルエンザウイルスの感染と同様の経路でヒトからヒトに感染します。H1N1 インフルエンザは、豚のインフルエンザ蔓延を定期的に引き起こす A 型インフルエンザウイルスによる豚の呼吸器の病気です。H1N1 インフルエンザウイルスによる症状は、重いものですが、豚における死亡率は高くありません。このウイルスは、1 年中豚に発生していますが、大発生は、ヒトの場合と同様晩秋から冬にかけて起こります。豚インフルのウイルス (インフルエンザ A 型 H1N1 ウイルス) は、1930 年豚から初めて発見されました。
なぜこの新種の H1N1 ウイルスは "豚インフル" とも呼ばれるのか
実験室のテストでは、この新種ウイルスの遺伝子の多くが北米で通常豚がかかるインフルエンザのそれに非常に良く似ていたので、このウイルスは豚インフルと呼ばれました。しかし研究が進むにつれ、この新種ウイルスは、北米で通常見られるものとは大きく異なることが判明しました。これは、ヨーロッパおよびアジアで豚が通常感染するインフルエンザウイルスからの遺伝子 2 種と鳥の遺伝子およびヒトの遺伝子を持っています。科学者は、これを「4 種再集合体」ウイルスと呼んでいます。
詳しい情報: https://www.cdc.gov/h1n1flu/qa.htm
具体的な情報は、https://www.cdc.gov/h1n1flu/ をご参照いただきますと、このインフルエンザに関する最新情報をご覧いただけます。
世界保健機構 (WHO) では、インフルエンザ蔓延に関する警告レベルを最近高くしました。新たな推奨事項ならびにアプローチが国ごとの既存の準備対応プランに簡単に組み込めるよう、2009 年の段階説明は、以前と変わらず 6 段階のアプローチです。しかしながら、大流行の段階のまとめ方と説明は、より判りやすく、より厳密で、観測可能な現象に基づくように改訂されました。第 1~3 段階は、能力開発および対応立案活動を含めた準備に対応し、第 4~6 段階は、対応および緩和努力のニーズに明確に対応します。さらに、大流行の最初の波の後の期間は、大流行期間後の修復活動が可能となるように調整されました。
詳しい情報:
http://www.who.int/csr/disease/avian_influenza/phase/en/index.html
インフルエンザ A 型 H1N1 の歴史
インフルエンザの大流行が近々起こるであろうという懸念は世界中でますます深刻になりつつあります。インフルエンザの大流行とは、1 回から数回の波で世界的に蔓延するものです。多くの人が罹患し、多数の死亡者が出る場合もあります。これまで、インフルエンザの大流行は何回かありました。近年で最悪のものは 1918 年の大流行です。その蔓延は深刻なもので、世界中で何百万人もの人が亡くなりました。それ以来、1957 年と 1968 年にインフルエンザの大流行が起きています。現在、ニュースの話題となっている H1N1 豚インフルに対しても科学者は懸念を抱いています。ウイルスのこの菌種が突然変異を起こし、ヒトからヒトに感染し、町から町、国から国、大陸から大陸へと世界中で蔓延するようなことになることは、決して考えられないことではありません。豚インフルはヒトからヒトへと簡単に感染すると考えられています。
現在 H1N1 は世界中で直接的な懸念となっています。これは、ヒトからヒトに感染することができ、メキシコで広がり、米国を含む世界各地で広がりを見せています。このウイルスの危険性がどれほどであるか、また感染者の症状がどれほど深刻となるか誰も判りませんので、最悪の事態に備える必要があります。現在は、パニックを起こすときではなく、当社製品を必要とするであろう作業者や顧客を保護するための準備の時間です。
インフルエンザの大流行に対処するには、感染経路についての理解が必要になります。セキやクシャミからの飛沫、長時間空中に留まることができるエアロゾル、感染した分泌物 (媒介物と呼ばれる) に直接触れること、の 3 種類の感染経路があると一般的に考えられています。インフルエンザの感染が完全にはまだ理解されていないことが問題を複雑にしていますし、これらの 3 つの感染経路の組合せから感染する可能性も充分あります。
セキやクシャミは、大きな飛沫が作り出しますが、これらは非常に短い時間しか空中に留まることはできません。ウイルス保菌者がクシャミやセキをすると、それによる大きな飛沫にはウイルスが含まれていますが、飛沫は大きく、極短い時間しか空中には留まれませんので、ウイルスを持った者のかなり近くにいない限り感染しないはずです。問題は、この様な飛沫は、短時間で蒸発し、微粒子のエアロゾルとなる傾向があるという点です。このような小さな微粒子は、長時間空気中に留まります。 微粒子によっては、室内の空気の流れが大きければ、落下することなく永久に浮遊していることになります。 小さな微粒子は、健康な人の下気道に簡単に入り込み感染させることができます。
このような微粒子に対する対処は、大流行が発生したならば、感染のリスクを低減させる重要な要因のように思われます。CDC、OSHA、WHO では、場合によりヘルスケア従事者を含め従業員が N95 以上の NIOSH 認定マスクを着用することを推奨しています。OSHA の 2007 年 2 月付け「インフルエンザ大流行に職場を備えるためのガイド」は、非常に高度あるいは高度な暴露リスクのある状況では、N95 以上のフィルターの使用を推奨しています。CDC も、このようなハイリスクのバイオエアロゾルの暴露のリスクのある場所で同じことを推奨しています。この他には、給気マスクや強制空気清浄マスクが、このようなバイオエアロゾルが生成される可能性のある医療や歯科治療に対して推奨されています。いずれの場合でも、マスク着用者は、正しいフィットテストを行い、訓練を受け、総合的な呼吸保護プログラムの一環となることが求められます。
雇用者は、その従業員を適切に保護するには、予めプランを立てなければなりません。総合的な呼吸保護プログラムの作成は、時間と熟慮が必要であり、急に作成できるものではありません。充分な数のマスクを備蓄すること、従業員に対するフィットテスト、正しい使い方のトレーニングなどを検討する必要があります。これには時間がかかりますし、その他の PPE の検討や選択したマスクの適合性も検討する必要があります。
詳しい情報:
https://www.osha.gov/Publications/OSHA3327pandemic.pdf
